Jetson NanoにLineageOS(android)が有るので、BootLoaderを復旧するために使用したUbutu18.04を使用してLeneageOSを書き込んでみる。
母艦PCにadbとfastbootが必要なのでインストール。
sudo apt install adb
sudo apt install fastboot
Python3をインストール
sudo apt -y install xz-utils python3
最新版のファイル(今回はJetson (Nano / Nano 2GB) [Android TV])をダウンロード
該当するGoogle apps(GooglePlayStoreを使用するため)もダウンロードしておく
以降はダウンロードしたファイルの有るディレクトリに移動してコマンドを実施。
(日本語のディレクトリはエラーするので注意)
ダウンロードしたスクリプトファイルを解凍
tar -xvf p3450_flash_package.txz
Jetson Nanoに16GB以上のmicroSDをセットしてリカバリーモードで起動。
母艦とJetsonNanoをUSBで接続するので、電源はACプラグ側を使用する。
ジャンパをショートしてリカバリーモードで起動する。
J40の3と4をショート、以前失敗して何度も実施した時にケースのリセットボタンの配線を付けたままだったので簡単にできる。^^;
ショートさせて電源ON、起動時のみで良いのですぐに外して良い。
USBで母艦PCとJetsonNanoを接続。
リカバリーモードで起動できているか確認。
sudo dmesg
‘Product: APX’ が表示されればOK。
書き込み実施
sudo ./flash.sh
書き込み終了後自動でJetso Nanoが再起動してリカバリーモードで起動するのでJetson Nanoの画面を確認する事。
OSの書き込み
Jetson側で、
Factory Reset
選択後に
Format data / factory reset →Format dataで初期化する。
Format cache partition
Format system partition
も実行した方が良いかも。
その後
Apply update→Apply from ADBを選択する。
母艦のubuntuから、OS書き込み実施
adb -d sideload filename.zip
今回は
adb -d sideload lineage-22.2-20250508-nightly-porg-signed.zip
続いて、Google Appsを追加する。
Jetson Nanoで同様に
Apply update→Apply from ADBを選択する。
母艦から
adb -d sideload filename.zip
今回は
adb -d sideload MindTheGapps-15.0.0-arm64-ATV-full-20250506_184657.zip
問い合わせ・エラーが出たら”Y”で続行。
完了したらリブートする。
リモコンの画像が表示されたら操作可能。
今回はキーボードで操作、日本語を選択。
ネットワークを設定、有線で繋ぐが、”接続できません”となったので、ネットワークに接続せずに続行したが途中から進まず、電源ボタンでシャットダウン。
前回は途中からLANケーブルを差したので最初から挿して起動。
GooglePlayStoreも使える。
ちょっとぎこちない?最初だけ?最新版のandroidはJetson Nanoには重いのかも?
暫くしたら、問題無く動作するようになった。
torneもインストールできた。
が、androidTVはリモコンが無いと操作しづらい。
キーボードで良いと思っていたが、戻る等操作ができない。(ESCが効くアプリ・項目と効かないアプリ・項目が有る?)
Bluetoothも接続設定する場所が見当たらない。(^^;
USBにOSを書き込みできるか検証、NG進まない。
flash.shを編集すれば可能かも?
とりあえず使いにくいので、Tablet版を書き込みしてみる。
手順は変わらず、Tablet版のOS・Google Appsをダウンロードして書き込み指定するだけ。
Bluetoothの設定も見つかったが、手持ちのUSBドングルは認識しない?のでONにする事は出来なかった。
使い勝手はTV版よりも良く、マウス操作で問題は無い。
TV版ではインストールできなかったfidataもインストールできたが、KODIがエラー起動できない。
ファイルアクセスの権限でエラーしているようだが、権限の問い合わせはマイクだけで設定しようとしても要求が無いしアプリの設定側でも設定できないので手詰まり。
使用中もUIのエラー等が発生して安定しているとは言い難い。
最新版のOSにしていたので、少し古い安定版を探してみたいがアーカイブどこかにある?
とりあえず、lineage-22.1-20250408-nightly-porg_tab-signed.zip を書き込んでみるがKODIのエラーは変わらずだが、最新版よりは安定しており動作も軽い。
Lineage OS 22.1と22.2は 同じandroid15がベースなので22.1のandroidTV版でいろいろ検証したい。
fidataがインストール出来ないのが気になるがKODIが動作するほうが優先、操作性の不満点が22.1で22.2と変化ないのであればTablet版でKODIが動作する方法を考える?
そういえば、KODIが動作したandroidTV版のインストール時に、Ubuntu側からのOS書き込み操作前にJetson Nano側でEnableADBを実施した覚えがある(勘違いで実施したが問題ないと判断して続行した)もしかするとKODIの動作に影響したかもしれないので検証したほうが良い?
bingでKODIのエラーについて検索してみる
android kodi 権限エラー
それらしい書き込みが公式フォーラムにあった。
Pixel 8(Android 15)でも発生していたみたい、現象は同じと思われる。
設定すれば良さそう
抜粋コメント
アプリに特別な権限を付与するには、ユーザーは 必要があります: [設定] > [アプリ] > [特別なアプリ アクセス]。 このページに移動する
KODIをサーバー運用する(NASをマウントした場合のandroid端末から使えない問題が解消されているか要確認)場合にリモート操作用としてAnyDeskが良さそう。
TeamViewerは突然、商用利用判定される時限爆弾なので却下、Windows同士で検証開始したがレスポンスもよく良い感じ。
[特別なアプリ アクセス] を設定したらKODIが起動した、が操作中に解像度が変わってアスペクト比も狂ってしまった。
当初は全画面でディスプレイの解像度も正しかったが、おかしくなってからは”ウィンドゥ化”となっておりグレーアウトで変更できなくなっている。
androidのホーム画面は正しい状態なのでKODIだけの現象、androidを再起動しても改善しない。
アンインストール・再インストールで復旧するも再発する。
設定を変更したが関連指導な設定は日本語化しているから?文字化けは避けたいのでfontをarialに変更して様子見する。
少ししか使っていないが、日本語化していない状態では解像度の異常は発生していない。(日本語化して解像度が変わってしまうかは未検証だが、日本語化していた時は3回連続でインストール・再インストール後短期間で発生していた。)
どこでもディーガはインストールできたが、wifiが使えない(M2スロット・USBドングル共に認識しないみたい)ので設定ができなかった。
BlutoothもUSBドングルを認識しないので機能しない。
LeneageOSでのUSBドングルについて調べる必要が有るが日本語での情報をあまり見つけられない(T_T)