音楽再生環境の手順整理その3 kodiをインストール自動起動させる・WDTを設定する

インストール

sudo apt-get update

sudo apt-get -y install kodi 

自動起動設定

sudo mkdir -p ~/.config/autostart

sudo nano ~/.config/autostart/kodi.desktop

新規作成ファイル、内容は下記

[Desktop Entry]
Type=Application
Name[ja]=kodi
Exec=/usr/bin/kodi

sudo reboot

自動的にkodiがフル画面で表示される。

*kodi終了した時に高確率で、konalinuxのデスクトップは表示されるがタスクバー等が操作できなくなる、Exec=~ をコメントアウトしてリブートすると自動起動しないので適宜使い分ける。

 

WDT(ウォッチドッグタイマー)設定

RaspBerryPiには標準でWDT(自己監視機能)ハードウェアが実装されており、機能を有効化するとOSストール等の場合に、自動で再起動してくれる。

sudo nano /boot/config.txt

最終行に下記を追記

dtparam=watchdog=on

WDTカーネルモジュールの設定

sudo nano /etc/modprobe.d/bcm2835-wdt.conf

新規作成ファイル、内容は下記

options bcm2835_wdt heartbeat=15 nowayout=0

15秒間隔でハートビート(正常性確認)が来ない場合にシステムが異常であると判断する設定。

 

上記はハートビートを受け取る側の設定、下記でハートビートを送る側の設定をする。

sudo nano /etc/systemd/system.conf

エディターでファイルを開いたら、下記のコメントアウトされている設定を探す。
#RuntimeWatchdogSec=0
これを以下のように変更。
RuntimeWatchdogSec=15

確認

dmesg | grep bcm2835-wdt

下記内容が表示されればOK。

[   xxxxxxxx] bcm2835-wdt bcm2835-wdt: Broadcom BCM2835 watchdog timer

動作テスト

***注意***

Watchdogを設定せずに行うと、電源を落とす以外に操作不可。

下記コマンド実行

:(){ :|:& };:

暫くすると、再起動される。