音楽再生環境の手順整理 RaspBerryPiのvolumioでWDT (ウォッチドッグタイマー)有効化

ipv6有効化の検証中に、無反応でストールしていることが有った。

ncos1.hatenablog.com

以前設定していたと思ったが、再セットアップ時に設定していなかった。

sshで接続し、/boot/config.txt を編集

sudo nano /boot/config.txt

最終行に、下記を追記する。

dtparam=watchdog=on

・監視チップ(RaspBerryPi標準搭載)設定、 /etc/modprobe.d/bcm2835-wdt.confファイルを作成。
sudo nano /etc/modprobe.d/bcm2835-wdt.conf

下記を記述する、10秒毎のハートビートをチップが期待する設定、10秒無反応とチップが判断すると再起動するが頻繁に発生するなら15や20等長めに設定した方が良いかも。

options bcm2835_wdt heartbeat=10 nowayout=0

・OS側のハートビート信号出力設定、/etc/systemd/system.confを編集。

sudo nano /etc/systemd/system.conf

#RuntimeWatchdogSec=0 の箇所を編集

#を削除して、設定有効化と0を10(監視チップ設定と同じにする)

RuntimeWatchdogSec=10

・確認コマンド

dmesg | grep bcm2835-wdt

下記のようなメッセージが表示されれば設定ができているはず。

[    x.xxxxxx] bcm2835-wdt 3f100000.watchdog: Broadcom BCM2835 watchdog timer

強制的にストール発生コマンド、無反応になった後にWDT設定に基づき再起動が実行される。

:(){ :|:& };:

 

2024/03/14 ウォッチドッグ画像追加