Kodiをビルド中のテスト環境でX11からWaylandにしたらレスポンスが良いのを体感したため、運用中のKona Linux Pi2.0もWaylandにしてみた。
テスト環境で、通常のapt install でkodiをインストールしたらウィンドウ表示されリモートでも操作できたのでWayland環境ではウィンドウ表示やリモート画面で操作可能ならば現行システムでのメンテナンス性の大幅な改善が見込めると期待した。
結果はNGウィンドウ表示はされず、リモート画面dkodi画面は表示されないしレスポンスも改善したようには感じない。
しかも、オートログインできなくなってしまった。
とりあえずX11に戻す。(切り替えは sudo raspi-config のAdvanced Optionsから変更)
raspberrypi オートログイン失敗 で検索。
/etc/lightdm/lightdm.conf を編集。
autologin-user-timeout=0
にして、改善した情報があったので、コメントアウト(#)削除して有効化した。
効果無し。
autologin-session=LXDE-pi-x
が有効となっており関連しているのではと思ったので、コメントアウトした。
成功、オートログインできた。
何となくコメントアウトしただけなので情報確認。
autologin-session=LXDE-pi-x で検索
フォーラムで同様の書き込みがあった。
https://forums.raspberrypi.com/viewtopic.php?t=340632
Re: ブートローダーのアップグレード後に自動ログインが機能しなくなった
2022年10月02日(日)17:18
Bullseye が搭載された別のフラッシュ カードを見て、/etc/lightdm/lightdm.conf との違いを確認しました。 フラッシュ カード (正しく自動ログインされる) では、次の 2 行がコメント アウトされました。
コード: すべて選択
#user-session=
#autologin-session=
これらは自動ログインが機能しないインストール環境でアクティブであり、次の値を持っていました。
コード: すべて選択
user-session=LXDE-pi-x
autologin-session=LXDE-pi-x
そこで私はそれらをコメントアウトしました - そして今は再び動作するようになりました。 私はそのファイルを編集したことがないので、どこかのスクリプトが何らかの害を及ぼしたのだと思います。 他の人が同じ問題に遭遇した場合に備えて、解決策をここに残しておきます。
との事だった、user-session=LXDE-pi-x もコメントアウトした方が良いかと思い、再度/etc/lightdm/lightdm.conf を開くとautologin-session=LXDE-pi-xの#が外れており再度有効化されていた。
再起動すると、オートログインしなくなっていたので、
user-session=LXDE-pi-x
autologin-session=LXDE-pi-x
を同時にコメントアウトして再起動。
オートログインしたので、/etc/lightdm/lightdm.conf 確認し変更箇所が戻っていないことを確認。
再起動し、もう一度オートログイン確認OK。
おそらく、user-session=LXDE-pi-xをコメントアウトしていないと1度はオートログインするが、設定に不整合が発生しautologin-session=LXDE-pi-xを有効化させるのだと思われる。
情報確認してよかった。